1月
08
桜が開花!桜と言えばチーズと日本酒?

新年あけましておめでとうございます。
と言ってももう8日ですね。ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。

昨年はブログの更新があまりできませんでしたが、小さなお知らせなどはFacebookの投稿でこまめにするようにいたしておりますので、合わせてご覧ください。

さて、先日テレビを見ていると、宮古島で桜が開花したとのニュースが流れていました。そう、今年も桜の開花と共に、『さくら』の販売を開始いたします。

ホームページからの受付は1月10日から、初回の出荷は1月15日となります。
どうぞお楽しみにお待ちください!

 

 

 

 

 

 

 

さて、さくら(及びプチ・プレジール)には発酵に乳酸菌の他、“日本酒”由来の酵母を使用しています。
すでに「酒蔵」という限定販売のウォッシュタイプで使用をしていましたが、乳酸菌をミルクに添加すると同時に、日本酒由来の酵母も添加し発酵します。
そうすると、チーズ特有の酸味の角が取れまろやかになり、また日本人が食べた時どことなく懐かしさを感じるような味わいになります。

さくらに使用している日本酒は昨年からブランドを変えました。
「醸し人九平次」で有名な愛知県・萬乗醸造様より分けていただいております。
「醸し人九平次」はフランスの三ツ星レストランでも採用されている日本酒なのでご存知の方も多いかと思います。

そんな有名な酒蔵さんとご縁をいただき使用させていただいています。

昨年、名古屋に出張の際にお忙しい中見学をさせていただきましたのでちょこっとだけレポートいたします。

1647年創業で現在の当主で15代目の歴史ある酒蔵です。
当主は代々「九平治」の名前を受け継ぎ現在の社長は久野九平治さんと言います。

1980年代、日本酒の消費量はピークを迎え、衰退し行く中、安価機械的大量生産の仕事から手造り農家的な仕事に戻し「醸し人九平次」を販売。
2002年より吟醸、大吟醸しか作らない蔵へとなりました。
2010年からは兵庫播磨、黒田庄(くろだしょう)で米作りにも励みます。
その後15代目の探求心は止まず、今ではフランス、ブルゴーニュ地方、モレ・サン・ドニ村で醸造所を取得、ワインも作っています。

 

 

 

 

残念ながらこの日、社長はお留守でしたが、“醸し人”のお一人、小塚直貴さんが案内をしてくださいました。
小塚さんが今話をされている場所は洗米を行う場所で、足元にある大きなざるで洗うそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは大きな蒸し器で500kgのお米を蒸すことができるそうです。
木の蒸し器だとお米が火傷をしないといていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

麹室。
麹になるまで二日間。
室温は33℃から 最終的に40℃ にまで上げるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

タンクの蓋を開けると発酵のいい香りがしてきました!
中をのぞくと“ブクブク”を泡立っているのがわかります。

 

 

 

 

下左の写真は搾り器。
共働学舎ではこの搾った時に出る「澱(おり)」の残ったお酒を分けていただき、ここから酵母を培養してチーズに添加をしています。

下右の写真は出荷前の最後の“火入れ”作業。
火入れとはその名の通り加熱をします。
加熱により酵素を壊すそうです。
酵素が生きてると甘いボリュームが出てしまうとの事。
ここでは“瓶燗火入れ” という方法で火入れを行っています。
お酒を詰めた瓶を水の中に入れ、徐々に温度を上げて70℃まで上げるそうです。
こうして行うと手間はかかりますが、お酒の風味を損なわずに済むそうです。

 

 

 

 

醸し人九平次 Le K  rendez-vous  (ル・カー ランデブー)
Kは、醸し人のK。
Kは、九平次のK。
Kは、黒田庄のK。
皆様と巡り合いたい。
そんな思いを込めました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか手に入りにくいお酒ですが、見つけましたらぜひ「さくら」合わせて見てください。

萬乗醸造ホームページ
http://kuheiji.co.jp/

※内容一部ホームページより抜粋させていただきました。

hi^-^de

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